読書まとめ:アイン・ランド「水源」
ああ、長かった・・・。
本日、ようやく読み終わりました。
アイン・ランド「水源」
最近、アイン・ランドを知って、食い入るように読んでいました。
しかし、まあ、本が分厚いこと、長いこと・・・。
手前味噌ながら、かなり読書はしている自負がありますが、なんだかんだ読完まで1ヶ月くらいかかってしまいました。
当該本について、専門的な講釈は各方面に専門家がいますので、そちらのレビューを各々参考にしていただくとして、自分なりの読完までの軌跡をまとめます。
とにかく重い
ちょっとしたダンベルの代わりになりますよ、これ。
この登場人物に「モズグス神父」という敵キャラが出てくるんですが、彼の持っている聖書と同じくらいぶ厚いです。
今後、「水源」はブックオフには売らず、不心得者に遭遇したときに備えて小脇にかかえて歩く人生になりそうです。
値段が高い
¥5400(税込)
高えなー(笑)
まあ、これくらいの厚さ(文字を上下に2UP印刷して1000P超)で、得られるテーマを考えたら、僕は高いと思わないんですが、一般的には高額に類する本だと思います。
専門書ではなく小説に¥5000って、ほとんどの人は躊躇するのではないでしょうか?
ただ、会社の行きたくもない飲み会とかにお金を払うよりは、有意義な自己投資になりますよ、たぶん(笑)
「買っても絶対読みきれないよ、こんな分厚いの・・・」
そう思っている方!
大丈夫です。
1日1ページでもいいから、毎日読んでみると、ちゃんと読み終わります。
具体的に言うと、この本は約1000ページありますから、1日1ページ読むとして
1000ページ➗365日=2.76年
本の値段は¥5400(税込)なので、上記の年数を楽しめるエンターテイメントを買ったと思えば安いもんです。
1日あたりのコストに直すと
2.76年=1007日
¥5400➗1007日=¥5.3
1日あたり、たったの¥5.3ですよ!
なんか日割りにすると安く感じるから不思議!
周りに読んでる人がいないから会話が続かない
米国だと、大学の課題図書なんかに出されているそうです。
日本だとちょっと難しいかな・・・?
なにせ内容が個人の自由に対する追求、とか、他者への従属、を考えさせるようなテーマなので、日本人特有の同調気質で育っている我々にはアレルギーが出るかもしれません。
ただ、政界とか金融業界で読んでいる人は多いそうです。
とかく、こんなに分厚くて高額本は普通買って読みません。
「アイン・ランド知ってる?」
「知らない。誰それ?」
高い確率でコレです。なので読んでもモテません・・・。
以上が「水源」を読んだ所感でした。
さ、本を小脇にかかえて夜のパトロールにいってくるか・・・
#アインランド